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■中国人はアメリカ移住者の新鋭軍 去年83000人がグリーンカードを獲得した(TOM新聞)
<引用>
中新網8月20日のニュースによれば、米国連邦政府の最新統計データが明らかに示し、2005年までに83000名の中国人が米国のグリーンカードを獲得し、44000人が米国の国籍を得た。中国人は既に各指標の全ての上位に当りアメリカ移民の新鋭軍になった。美國僑報によれば、国土安全部移住統計は18日に発表され、2005年までに米国のグリーンカードを獲得した112.2万余りの外国人の中で、中国大陸からの7万人は全世界の第3に位置しており、メキシコとインドに次ぐという。その他は台湾の9100人、香港の3700人も米国のグリーンカードを獲得した。
■38万の外国人が中国に常住 1189人が中国の“グリーンカード”を手にした(同上)
<引用>
−中略− 教育部発表の統計数字によれば、1950年から2005年末まで、中国は共に各類の海外留学生の88万名を受け入れ、主に中国語、医科、経済などの学科を勉強している。2005年は新中国の創立以来留学生の数が最も多く、進学予定者の国家数も学校数も最も多い1年であった。各種の留学生の総計が14.1万に達し、昨年に比べて27.28%増大した。2006年6月30日まで、公安部は米国、カナダ、シンガポール、日本、オーストラリア、フランスのなど34の国家の1189人のために中国の“グリーンカード”と称される外国人の永住証明を発行した。 −中略−
「2005年共有83000名中国人獲得美国緑[上/下]」というのは1年でなのか、累計での数字なのか、いまひとつ不明なのでもうちょっと調べて見たいと思います。とはいえ、順調な人口輸出ぶり。記事は喜んでいる風でもなく、かといって嘆いている風でもなく、淡々と発表された数字を並べています。
ちなみに、アメリカ内の中国人の不法滞在者は23万人なんだそうで、こちらはエルサルバドル(47万)、グアテマラ(37万)、インド(28万)、に次いで4位だったそうです。
翻って内地で大々的にアッピールしていた中国版グリーンカードの取得者は今のところトータルで1189人とのこと。
まぁ、自由を求めてアメリカに行くのと違い、不自由を承知で商売のために永住権を得ようというのを並列に比べてはいけませんね。それでも、80年代に比べれば外国人も行ける地域が増えたし、何かと便利になってるのでこれからも増えるだろう、と。
実際、「三非」人の入国は増えてるしということで、「三非人」って何よ?と読み進めば、「非法入境、非法拘留和非法就業」・・・。
もちろん記事では「困った事態だ!」と憤慨しておりますが、旨みがなければ非法でも入国したくならないので、これは一種の自慢とみて宜しいかと。この「三非人」、多くはアフリカや中東、東南アジアから周辺国を経由して内地に入り込んでくるそうです。