2005年06月13日

新浪網&中青網の共同調査:「よく<論語>を読んでます」が44%越える

暑くて頭痛がします。日本はまだ異常気象が発生してなくてなによりです。

※繁体字表示です。
ネット利用者の国学知識調査 「論語」を良く読んでいるが44%を越える?(中新網)

<引用>
北京娯楽信報によると、今月、新浪網と中青網などが「中国人として、あなたは国学からどれだけ離れているか」というテーマの大規模な調査を開催し、昨日の午後2時までに調査に参加した人数は既に1万2千数人に達した。記者は出題の中から興味深いいくつかの項目について関係専門の学者に取材した。

久々の調査ものです。サンプル数は12959もあるとのことですが、ネットでの回答なのである程度は精製してあると思われます。記事中に記載のある質問と主要な回答は以下の通り。

「国学についてどう思うか」
中華文明の主要な柱だ:54.73%
伝統文化の学問的研究のひとつ:14.85%
我が民族悠久の輝かしい文化:81.58%

「学生時代に「論語」、「孟子」に興味を持ちましたか」
とても好き/現在もよく読む:44.21%
味気ない/当時は好きじゃなかった:7.04%
読んだが覚えていない:5.67%

ここ一周で古文を読んだ:43.59%
ここ一年まったく読んでない:21.94%
国学を学ぶのは日常生活の助けになる:75.78%

むむむ。質問と回答の選択肢の全容が分かりませんのぅ。

この結果について取材を受けた専門学者さんの印象は「7割の人が独学で国学を学んでいるというのは面白い回答だ。しかし、学校の機能は不足しているので良い師の元で国学の理解に励むようにしなければいけない。また、現状を変えるには学校教育だけでなく家庭での教育も強化すべきだ。」と回答を楽しみつつも襟を正しています。

正直な学者さんは「「論語」や「孟子」をよく読んでいるとの答えが44%に達しているとは驚きだ。この数字は信用出来ない、私の印象とは合わない。」と答えたそうですが、記事は続けて「この調査の回答者は学歴が比較的高水準なのではないか」と締めてます。

しかし別の学者さんは返す刀で「マスコミと一般人民は国学と伝統文化を混同している」とし、「いずれ国学を理解するのは僅かな儒家だけになるだろう」と読んでいます。むぅん、リアル。続けて、国学も伝統文化もあまりに多彩なため人々が無自覚に接する機会が多いのだろうと解説。

また、回答者が最も多く選んだ「伝統的な価値」は「達則兼濟天下,窮則獨善其身<孟子>」で68.8%、続いて「天下興亡,匹夫有責<宋明道学>」が67.48%、「威武不能屈,富貴不能淫<孟子>」と「先天下之憂而憂,後天下之樂而樂<範仲淹>」が同じく高い支持率を得て、「人不為己,天誅地滅<辭海>」は11.22%、「不孝有三,無後為大<孟子>」は7.06%と支持が低かったそうです。ホントに多彩ですねぇ、このヘンは詳しくないので後ほど調べてみます(大汗。

面白いのは回答の中で「此次文化調査是否有意義?(この調査って意議あるの?)」と書いてる参加者もいたようで、「国学なんて複雑な話なのに、こんな簡単な質問に答えるだけで何かの説明になるの?」と至極真っ当な意見をお持ちの方もいたそうです。

そもそも教育部の調査というワケでもなく、単なるポータルサイトの企画なだけですから、あまり突っ込んでも可哀想でしょう。積極的に参加した網民の皆さんはお疲れさまです。
posted by DHS at 17:04| Comment(0) | TrackBack(0) | :調査モノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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