2004年05月05日

中国《新聞周刊》:大学生に<伝統文化>についてのアンケート実施

五四運動から85年ということで、中国版ニューズウィークが大学生にアンケートを行いました。サンプルは北京大、清華大、人民大の中からの選りすぐりのエリート100人で、テーマは“現代青年の伝統文化に対する見識”です。

※簡体字表示です。
中国《新聞周刊》調査:現代青年は伝統をどう見ているのか?(千龍網)


以下、記事中にある設問と回答は、

「経史子集(漢籍の分類法:経書・史書・諸子・詩文集)」の閲覧状況について
たまに見る:79%、敬遠してる:13%、嫌いだ:2%、愛読してる:6%

「四大名著(「紅楼夢」「西遊記」「三国志演義」「水滸伝」)」について
読んだことがある:27%、何度も読んだ:15%、四つの中のひとつなら読んだ:48%

古典芸術への好感・理解の程度は
京劇や地方劇の観覧:42%、興味なし:42%、嫌い:4%、何でも好き:11%

書道、中国画、民族楽器(二胡、箏など)の掌握の程度は
習ったことはある:48%、全く出来ない33%、いくつかは出来る:14%、精通してる:5%

伝統的な道徳については、50%以上の人が“小さい頃から慣れ親しんでいる”とした。
同じく50%以上の人が“清明節には必ず墓参りにいく”を選んだ。

「(修身)斉家治国平天下<「大学」の中の教え>」については、
理想的だ:10%、自分は自分で考える:69%、他人事だ:14%、そりゃ時代遅れだ:7%

伝統文化の未来について
答えにくい:44%、楽観的ではない/悲観的だ:33%、やや楽観的/とっても楽観的:23%

また、
グローバル化と伝統文化の維持は矛盾しない:54%、
伝統文化はグローバル化の洗礼を受け更生する:30%、
グローバル化とは米国化であり、グローバル化によって伝統文化の衰退を招く:10%


といったところです。

現代大学生は<伝統文化>の浸透度は薄いものの敬意や重要性は理解しており、アンケートの結果としては健全ではないかと記事も結んでいます。

しかし、五四運動は当時の先進的思考を有する青年達が封建主義、独裁政治に反発して起こした運動なのに、アンケートのテーマが“現代青年の伝統文化に対する見識”なのは何故なんでしょう?
posted by DHS at 02:09| Comment(0) | TrackBack(0) | :調査モノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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